2008年12月29日

名古屋グランパスについて思うこと

俺は名古屋グランパスが大好きだ。
大好きだからこそ、気になることがある。

ピクシーを新監督に迎えた2008シーズン、
攻撃的で魅力的なサッカーを見せてリーグ3位、
ナビスコ4強などの好結果を残した。

若い選手を積極的に起用し、またその選手が
伸びた。今シーズンだけを見ればグランパスは
大成功といえる。

俺が気になるのはオフシーズンのこと。
ここから先は、俺の好み、思考、価値観なので、
そうは思わない人もたくさんいるかもしれないことを
前置きさせてもらいたい。

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で、本題。
俺が気になるのは、オフシーズンのフロントの動きだ。

2008年オフに解雇した選手は、
ヨンセン、藤田、大森、米山、三木…

また、やっちゃった。
あと1年はプレーしてほしい選手ばかり。
「あと1年」が待てないチームなのか。

忘れられないのは2000年シーズン。
1999年シーズンでは新監督ジョアン・カルロス
のもと、チームは終盤にようやくかみ合い、
リーグ戦と天皇杯で破竹の勢いで15連勝
(厳密にいえばナビスコ杯で柏に負けたけどね)
でシーズンを終えていた。

評論家はみんな、2000年こそ名古屋の初優勝と予想していた。

でも、99年のオフ、フロントはたくさんの選手を放出した。

第2GKの伊藤裕二、ボランチの控えの浅野哲也、FWの控え
の小倉隆史、野口幸司、DFの控えの中谷勇介…

控え選手の実力者たちを軒並み放出した。
今思えば、チームをまとめられるベテランも切ってしまった
のは響いたのではないだろうか。
チームがうまくいかないとき、ケガ人が出たとき、
チームを立て直し、気持ちを前向きに、1つにまとめて
いく選手が足りなかったのだと思う。

いざ2000年シーズンが開幕すると、、、
大黒柱のウリダがケガで長期離脱。
代わりに出たMF岡山やFW福田、呂比須が決定機を
なかなかものにできなかったこともあり、
開幕4連敗を喫した。

5試合目に勝利して立ち直るかと思われたが、
今度は望月がケガで離脱。
ボランチ要員が一気に足りなくなったチームは、
センターバックの古賀をボランチで使う苦肉の策をとる。

当然、失速、低迷。。。
古賀が悪いわけでもない。
また、古賀本人の成長にとってはよかっただろう。
でも、チームとしてのサッカーの質は落ち、前年の
勝負強いサッカーは泡と消えた。

2000年シーズンの後半戦になると、
ウリダが復帰したものの、主力3選手と監督の確執
から、3選手を解雇。。。
尻に火がついたチームは岡山、滝沢、大森、ウェズレイ
らを軸に火事場の馬鹿力で連勝して優勝争いに加わるが、
結局、最後は古賀がケガして失速。。終戦。。

前シーズンオフの放出を悔やんだファンは、
俺だけではないはず。

ボランチの浅野は貴重な戦力としてゲームを作り、
前半戦もチームを修正して優勝争いに絡めたのではないか。
GKの伊藤は、練習でうまくいかないチームメイトを励まして
くれたのではないか。雰囲気とかもよくなって、
もう少し早くチームも立ち直ったのではないか。
FWの小倉や野口を放出しなければ、FW陣の不調でFW争い
が激しくなり、チームも活気づいて危機感がプラスに
働いたのではないか。

推測でしかないが、、、
数字に表れない部分で、貢献できる選手たちが減って
しまったのではないだろうか。

戦力的に考えてももったいない放出だったが、
もう1つの意味でもったいない放出だった。

選手の「チームへの愛着」をそぐような
放出だったように思える。

GK伊藤は名古屋を2000年までずっと支えてきた。
いよいよ優勝候補の筆頭というシーズンに、第2GKなのに
戦力外とされた気分はどうだっただろう?

伊藤だけではない。
96年オフのMF中西哲生、2002年オフの山口素弘をはじめ、
呂比須ワグナー、小川誠一、秋田豊、などの名選手がみんな
「あと1年以上は確実にやれたのに」というタイミングで
戦力外通告を受けている。

で、グランパスは監督やコーチにOBが就任しない率が
高いという。
分かる気がする。
選手の気持ちへの配慮が足りない気がする。
数字を残せない選手を「待つ」ことができない。
結局、選手が「グランパスを愛している」という感じに
なりにくいというか。。。

長くなったが、今オフの戦力外の話に戻ろう。
ヨンセン、藤田、大森、米山、三木…

ヨンセンは仕方ないのかもしれない。控えのベンチに
置くわけにいかない選手だし。ダビが代わりに来るし。

でも、米山、三木、、
今シーズン何試合も出てるのに、いいの?
ピクシースタイルの理解者じゃないの?

さらに、、
藤田、大森、、、、どうして?

ACLを戦うのに、磐田時代にアジアの大アウェーで
タイトルを獲得した経験もある藤田がいれば、、、
ACLとリーグ戦を戦うのに守備的ポジションならどこでも
できる大森がいれば、、、

チームの若手は安心してプレーできるのではないだろうか。
俺は名古屋グランパスが大好きだ。
大好きだからこそ、気になることがある。


2人とも今シーズンの数字的な貢献は低くても、
チームの雰囲気づくりには多大な貢献をしてきたと思われる
素晴らしい選手。

来シーズン、この2人がいなくて、チームが苦しいとき、
頼りになるベテランは、楢崎だけ?
負担が重すぎないか?

何より、2人ともこのタイミングで戦力外通告を
受けて、「グランパスを愛している」と思えるかどうか。

たぶん、トヨタも経営が厳しいとか、今年がんばった若手に
きちんと給料アップさせるためとか、理由はあるんだろう。

でも、せめてあと1年、待てないのか。

来季、大好きな名古屋グランパスはどうなるんだろうか。
期待はあるが、不安もある。期待したい。。
posted by Feeling at 17:47| Comment(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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